新型コロナウイルス感染症の位置づけが、2023年5月8日から『第5類感染症』に変更され、
海外への渡航及び海外からの渡航者急増など、コロナ以前の生活様式が戻りつつあります。
それに伴い、麻しん(はしか)の感染増加が懸念されています。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。
感染経路は、空気感染・飛沫感染・接触感染で、人から人へ感染が伝搬し、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫をもっていない人が感染するとほぼ100%発症します。
一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
ワクチンを2回接種したことがない方や、これまで麻しんに罹患したことが無い方は、感染するリスクがあります。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんワクチン予防接種が最も有効な予防法といえます。
また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることで、
麻しんの発症を予防できる可能性があります。
詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。
厚生労働省ホームページ『麻しんについて』はこちらから